宮崎弁は癒しの方言と言われます!県内外どちらの方も楽しめる用例集にしました。
宮崎弁の「しんきな~」です。これよく使います。
おもに自分に向けて「ムカつく」ときや「もどかしい」とき、「イライラする」場合に用います。
しんきな~
「しんきない状態」とでもいいましょうか。
辛気(しんき):いらいらすること。
それでは使い方を見てみましょう。
使い方:おっちゃん二人の会話から
きのう、パソコンが突然落ちてよ
作りよったつがパーになったが
「作りよったつ」とは、”作っていたもの”という意味です。宮崎で「つ」は物であったり人であったりします。特別な例として、”かさぶた”も「つ」と呼ばれます。
どんげしたと?
電源が落ちたつね?
じゃっとよ!ブレーカーが落ちてよ
しんきな~
セーブしちょらんかったつね?
は?セーブてなんね?
保存よ!保存!
しちょろか!作りかけやとん。
まこ、しんきな~が。
「しちょろか」とは、”するわけがない”という意味です。「やとん」とは、”〇〇なのに”という意味で、「するわけがないでしょ、作りかけなのに」が意味となります。「まこ」は”まことに”、”本当に”で、強調したいときに言葉の前後に付けて使います。
ワードやらエクセルやったら
オートセーブがあるじゃろ?
オートセーブ
マイクロソフト社のオフィスソフト「ワード」や「エクセル」には「自動回復用データを保存する」という機能がデフォルトで設定されています。
ワード、エクセルの[ファイル]⇒[オプション]⇒[保存]を選択し、下記の部分を確認します。
(5分~10分で自動保存される設定になっていますね。)
おお~!知らんかった!
残っちょるかん知れん!
ありがとう!
早速確認したところ、オートセーブのおかげで無事にデータは保存されており少しの修正ですみました。
「しんきな~」は、おもに自分に対してイライラしているときに使います。
「てげしんきな~まこ」は「すごくイライラするマジで」と最大級にイライラしている時に、「てげ」や「まこ」を前後に付けて強調してイライラを表現します。
「てげ」の使い方は下記記事をご覧ください。
「まこ」は”誠(まこと)に”という意味で、昨今話題の元皇族の方とは何ら関係ありませんので注意してください。
余談(天皇家について)
全く宮崎弁とは関係ないのですが。
昨今話題の元皇族のご夫婦について、所感です。
雑誌、テレビ、ネットニュースがこの話題で持ち切りですね。皇族から一般庶民になってニューヨークにお住まいになられるとのこと。
一説によると家賃が80万!月にですよ!一般庶民の私からすると「ありえない」。
何がありえないかというと、最大でも「年収の1/3以内に収めましょう」が目安だとすると年間960万が家賃、年収は3倍の2、880万が必要になります。無理やろ!一般庶民には!!と思うわけです。
また、日本国の天皇家は神道の始祖と考えると、お二人の「ICU:国際基督教大学」や「ニューヨーク:アメリカ=主にキリスト教(プロテスタントが多数)」と行動のベースがそもそも「???」なのであります。
この大きく2つの点が理解できないです。何かの「前フリ」と考えたとしてもインパクトが大きすぎかと。
お二人が本気でこの道をお選びになり、今後もこのような事が続くとするならば、一日本国民、一宮崎県出身者として、自分の中で受け止めることが出来ないでおります。
宮崎から続く神武天皇を初代とする天皇家は、日本の伝統でもあります。これからも続いてほしいと願うばかりです。
重要なポイントまとめ
ここで重要なことです。
- 「しんきな~」は自分に対してイラっとするときに使います。
- 前後に「てげ」や「まこ」を付けて強調します。
- パソコンで作業するときは、データのセーブに気をつかうと、後々助かることが多いです。
宮崎のおすすめスポット(宮崎神宮)
宮崎神宮(みやざきじんぐう)
宮崎神宮は、宮崎市神宮にある歴史のある神社です。
その歴史は古く、神日本磐余彦尊(かむやまといわれびと の みこと、のちの神武天皇(=初代天皇)を主祭神としています。
神武天皇は天照大御神から五代目のお孫にあたるとのことです。
社伝によると、神武天皇の孫にあたる健磐龍命(たけいわたつのみこと)が祖父をたたえるために鎮祭したのが始まりと伝えられています。
(引用元:宮﨑神宮(公式ホームページ) (miyazakijingu.or.jp))
宮崎では、宮崎神宮大祭を「神武さま」と親しみをもって呼んでおり、毎年、秋に県下最大の大祭として行われております。
昨今はコロナの影響で中止を余儀なくされております。
このように宮崎県人は「神武さま」に親しみがあり、天皇家に関してもより親しみ深いかもしれませんね。
ありがとうございました。