宮崎弁の【きないよ】【きなさんな】は「来て」に関連する方言です。コロナに負けんぞ!

木花のこのはなドーム

宮崎弁は癒しの方言と言われます!県内外どちらの方も楽しめる用例集にしました。

「き」で始まる宮崎弁を2つ紹介します。

目次

きないよ、きなさんな

きないよ、は「来(き)ないよ」です。

「おいでよ」、「いらっしゃいよ」という意味になります。

きなさんな、は「来(き)なさんな」です。

来なくていいよ、を丁寧にした言葉と捉えてもらえればと思います。普通に来んな!とかも使います。これは関東と同じです。

使い方①:友達と遊ぶ約束をするとき

Aくん

あしたも、きないよ
またゲームすっや!
(ゲームしようよ)

Bくん

うん、くるわ
またあしたね!

「きないよ」は「おいでよ」の意味です。対してBくんは「くるわ」と答えています。

宮崎では「行く」という言葉は「来る」になります。少しわかりづらいのですが相手からみたときどうかという、相手の立場にたった思いやりのある表現と言えましょう。

昨今の小学生の遊びは主にゲームのようですね。私の甥っ子もカードゲームに夢中です。

宮崎に帰るとカード自慢を一通り聞かされた挙句、カードショップ(TSUTAYAなど)につれて行かれ高額なレアカードをせがまれます。(笑)

また、ゲーセンで見ず知らずの子供同士でカード対戦したりしてます。変わりましたね~時代は。

私の小学生のころは川でザリガニとったり山でクワガタつかまえたり。基本的に一人でも遊べて、友達とはパッチン(めんこ)、ビー玉遊び、鬼ごっこなどでしょうか。古すぎる。

使い方②:パートのおばちゃんの会話

おばちゃん

え~風邪気味やったら、ゆっくり休んでね。
あしたは、きなさんな、ね。

新人の奥さん

ありがとうございます~
すいません。お言葉に甘えます。

なんと優しいおばちゃんなのでしょう。新人の奥さんが休むと忙しいのはわかっているのですが、体調を気遣っての「きなさんな、ね」です。

このような出来事はしょっちゅうあります。宮崎は気候に限らず人もあったかいです。

昨今は、世界的な感染症(コロナ)の流行で「不要不急の外出は控えましょう」「3蜜の回避」など、すっかり世の中が変わってしまったようにも思えます。

お盆や正月に実家に帰れない人も多いことでしょう。私もその一人です。

しかし、ずっとこの状況が続くとは思えません。

普通の会話に戻る日が、いずれは訪れます!

「お盆は帰ってきないよ!」「うん」

重要なポイントまとめ

ここで重要なこと

  • 「きないよ」は宮崎弁の特徴でもあります「行く」を「来る」と表現する言葉の変化形です。
  • 小学生からゲームで遊べるのは羨ましいかぎりです。
  • 宮崎のおばちゃんは、だいたい人に優しいです。
  • お盆や正月に普通に実家に帰れる日が必ず戻って来るでしょう。

宮崎おすすめスポット(木の花ドーム)

木の花ドーム(このはなどーむ)

宮崎市木花(きばな)の宮崎県総合運動公園にある木製のドームです。正式名称は「ひなた木の花ドーム」。

宮崎市木花の地名は日本神話に登場する女神「木花之開耶姫(コノハナノサクヤビメ)」を由来としています。(引用元:wikipedia)

宮崎は神話を由来とした地名などが多くあります。ちなみに私の通っていた中学校の敷地内には、なんと古墳がありました!

私が宮崎にいたころは運動公園と呼んでいました。小学校の時に遠足で行った記憶があります。ドームが出来ていたのですね!

読売巨人軍が宮崎キャンプの時に雨天練習場としても利用します。

帰れんなら実家になんか送るか、、

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