団地散歩 千葉県船橋市:高根台団地 団地ワンダーランド(後編)

カラフルな高根台団地

本記事では、古き良き昭和の団地の現在の様子を、写真を中心に記録しています。日々の疲れを癒せるお役に立てればと思います。

高根台団地の続きです。団地ワンダーランドに参りましょう!!前編は下記をご覧ください。

目次

千葉県船橋市:高根台団地

高根台団地にようやく到着したところから後編のスタートです。

高根台団地300号棟
高根台団地300号棟

300号棟です。3ケタの棟番号を見るのは初めてで、団地の規模について調べてみました。

団地の規模とは?

団地散歩で訪れるのは、基本的に公団住宅(現在のUR都市再生機構)になります。団地の定義であったり地域が少しあいまいになりますが、国土交通省の実態調査結果を引用します。

国土交通省 住宅団地の実態調査ーB調査 東京都住宅団地の諸元ー3

・棟数規模別

2棟 38%(109団地)

3棟~5棟 29%(81団地)

6棟~10棟 16%(46団地)

11棟~20棟 11%(31団地)

21棟以上 6%(18団地)

国土交通省 住宅団地の実態調査

21棟以上の団地が全体の6%となっておりました。高根台団地の完成当初と2014年の棟数は以下のようになっております。

完成当初:301棟(内、店舗棟9棟)4,650戸

2014年:111棟(内、店舗棟1棟)1,877戸

引用元:Wikipedia

棟数は1/3程になっておりましたが、いかに高根台団地が巨大団地だったかが、うかがえますね。

300号棟より奥に進んでみました。

団地その1:セミデタッチド・ハウス

住宅型の団地が並ぶ
住宅型の団地?が並ぶ

一戸建ての住宅が、、いや、あの”322”や”319”というのは団地の棟番号ではないのか?

住宅型団地319号棟
セミデタッチド・ハウス

この棟は2世帯住宅でいわゆる「セミデタッチド・ハウス」の構造。一軒家の間に壁があり2世帯が住める構造ですね。

イギリスなどでは多くみられる住宅とのこと。当時も今も日本では斬新なのではないでしょうか。親子2世代住宅などにありそうですが、 国内で、このような構造での建売りや賃貸は少ないと思います。

団地その2:カラフルな4階建て

4階建てのカラフルな団地
4階建てカラフルな団地群

カラフルな団地が現れました!外壁塗装間もないように見えました。青い空にきれいに映えてます。

色鮮やかな4階建て団地に緑が映える
色鮮やか!

ブルーとイエローの色合いがとても鮮やかに自然にも溶け込んでいます!

玄関側はホワイトグレー一色の写真
玄関側はホワイトグレー一色に統一

玄関(階段)側は、一転ホワイトグレー一色に統一されており、モダンな配色ですね。

高根台団地案内版
高根台団地案内板

高根台団地の案内版です。この地図によるとまだまだ一番下(南)にいるようです、先へ進みましょう!

団地その3:長くモダンな団地

長い棟の写真、白黒でカラーリング
長~い棟

長~い4階棟が現れました!これは迫力ありますね、外壁塗装もホワイトグレー、ブラックで引き締まった色合いで統一されており、シックでカッコイイです。

棟と棟の間から隣の棟が見える。
棟と棟のあいだ

長~いと思った棟は、切れ目がありました(当然ですよね)。隙間から除く隣の棟と、配管のカーブとのコントラストが気になり撮影しました。

高根台団地は全体的にきれいに塗装されている印象です。だいたい2019年ころから塗装が行われていたようで、真新しい塗装とカラーリングで美しい団地に生まれ変わったように思えました。

棟番号と部屋番号の案内

各棟の1階には、「TAKANEDAI DANCHI」のモダンなフォントで棟番号と部屋番号の記載があります!

団地その4:ボックス型ポイントハウス

ポイントハウスが3つ並ぶ
ポイントハウス群!

ボックス型ポイントハウス群です!”ポイントハウス”とは、高根台のように起伏のある土地には板状団地で対応できない代わりに、”点状”の形状を持つ(この場合は正方形のボックス型)中層フラット層で立地条件に対応した建物を指します。

また、単調な団地の風景にアクセントとしての役割もあります。このボックス型やスターハウス型が有名です。昭和30年代に多く建てられましたが、昭和40年代以降は高層のものに変わり中層のものは建設されなくなりました。スターハウスは下記の記事もご覧ください。

赤いボックス型ポイントハウス
赤いボックス型ポイントハウス

赤く塗装されたボックス型ポイントハウスです。こちらも外装がきれいに塗装されていて、屋根のひさしがかわいいですね。

ポイントハウスは3色展開となっており、それぞれシックな色調です。

高台にならぶ3色ポイントハウスの景色は初めて見る素晴らしい眺めです。周りも緑に囲まれて、おだやかな生活が送れそうです。

ポイントハウスの階段側の塗装と部屋番号
ポイントハウス階段

玄関(階段)側に棟番号と部屋番号表示があります。団地全体でデザインは統一されていました。この棟は黒地にホワイトで引き締まったデザイン。

階段もブルーグレーで塗装されており、窓枠や手すりがブラックと引き締まった配色です。

団地その5:テラスハウス型

テラスハウス型も塗装が施されています。
テラスハウス型団地

テラスハウス型もモダンな塗装が施されていました。窓まわりも黒くひきしまった塗装が施され、建物の若草色とあいまって落ち着いた色合いになっており、私はこの配色が一番好きです!

今回は高根台団地を見てきましたが、まさしく「団地ワンダーランド」だと感じました。4階建ての通常の低層棟に始まり、セミデタッチド・ハウス、ボックス型ポイントハウス、テラスハウス型、このように多彩な団地デザインが混在しているところは少ないのではないでしょうか。

スクロールできます
タイプ完成当初2014年
中層フラット層108棟50棟
ボックス型ポイントハウス60棟19棟
テラスハウス124棟41棟
高層棟1棟(7階棟、1階店舗)なし
店舗棟8棟1棟
合計戸数4,650戸1,877戸
高根台団地棟数 ”引用元:Wikipedia”

完成当初時にはポイントハウスは60棟もあったのですね。

戸数は大幅に少なくなりつつあります、、しかし外装などカラフルでデザイン性も高く、団地の魅力アップになっているのではないでしょうか。

団地の中のステージ
団地の中のステージ

団地内にステージがありました。夏祭りのカラオケ大会などで使われるのでしょう。

帰路: 米々来々茶々 とは?

それでは、高根台団地をあとにしたいと思います。おじゃましました。

米々来々茶々、ペコチャと読む店
ペコチャ

帰路の途中で、「米々 来々 茶々」(ペコチャ)と読むようですが、喫茶店かカラオケスナックのようなお店がありましたが、コロナ自粛で休業されてました。しかし” 々 ”の部分は読まなくてよいのでしょうか、、少し気になりました。

まとめ

今回の高根台団地は巨大で多彩な団地があって、昭和の団地建設最盛期の名残りがありました。私が団地散歩で探しているものの一つ「ノスタルジー」的なものとは少し違ったかもしれません。しかし初めて目にする「セミデタッチド・ハウス」や「ボックス型ポイントハウス」は本当に貴重なものでした。忘れることは恐らくないと思います。

普段の生活の中で、このような団地ワンダーランドを目にすることはあまり無いと思います。しかし今回も古いものを大切に使い続ける人々の気持ちを感じて、あったかい(熱い!(汗;))散歩になりました。

今回ずいぶん歩きましたが、「ドM散歩ルール」によるもので、高根台団地へのアクセスは高根公団駅からバスでアクセスします。

船橋新京成バス:路線名(習04)、(高01)の2系統が高根公団駅から出ております。

ありがとうございました!ではまた。

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