宮崎弁の【ぞくる】とは?「ふざけている」「へらへら」した状態です。

西都市三財へそ祭り

宮崎弁は癒しの方言と言われます!県内外どちらの方も楽しめる用例集にしました。

新年あけましておめでとうございます。

「さ行」も「そ」まで到達!今年も続けてまいりますのでよろしくお願いします!

宮崎弁の「ぞくる」です。

ふざけている状態を「ぞくっちょるが~」というふうに使います。

目次

ぞくる

ふざけている状態を「ぞくる」というふうに使います。

何かに対して「へらへら」していると言わることもあります。

使い方:親子の会話から

泥だらけで帰ってきた息子に対して、母親が。

あぁ??
泥だらけやが!!
どんげしたとね!

息子

タカシ君と帰りに。。
(涙)。。

髪ん毛も泥んこやが~
何をしたら、そんげなるとね?

息子

田んぼに落ちた。。
頭から。。

また、ぞくっちょったっちゃろ
タカシ君と!
怪我はしちょらんね?

息子

しちょらん。
痛てかった~(涙)

二人とも怪我せんかったらヨシ!
泣くな!!
はよ風呂はいれ(笑)

泥んこになって遊ぶのも結構楽しいもんです!しかし田んぼで遊んではいけません!

何をしたら頭まで泥んこになるのでしょう。と母親は思ったことでしょうね。

昔は田んぼや用水路、川、空き地などが近所にある遊び場が私達の主戦場でした。

いまの子供たちからすると、何をして遊ぶのか不明だと思います。田んぼは、主に用水路あたりにいるアメンボやタガメなどを捕まえ、稲刈りあとは三角野球(人数がそろわないのでベースは3つ)。

空き地にはジャイアンの舞台で有名な土管もあり、かってに秘密基地化したり。

土管のある風景

土管

土管(どかん)

主にコンクリート製の管で、水道や下水で使います。

1960~70年代の高度成長期に下水道などのインフラを整備するために設置され、空き地にある土管は埋設前の一時保管場所として利用されていました。

インフラの整備された現在ではほとんど見ることが出来ないのですが、「空き地+土管」は古き良き時代の風景となっています。

土管の他に、当時のインフラ資材として良く遊んだのが「電線を巻くための大きなロール(木製)」(正式名が不明、、)がありましたね。

すでに電線を張り終わった空のロールに乗りコロコロと(笑)。これは空き地には無かったのですが資材置き場などにたくさん置いてありました。良い子はマネしないように!!

重要なポイントまとめ

ここで重要なことです。

  • 「ぞくる」は「ふざけている」「へらへらしている」状態をあらわします。
  • まじめな場面で、ちょっとふざけていると「ぞくっちょんな!」と怒られたりします。
  • 語源は「ふざける」⇒「ふぞける」⇒「ぞくる」という説があります。

宮崎のおすすめスポット(西都市三財へそ祭り)

西都市三財へそ祭り

西都市三財へそ祭り

西都市の三財地区が宮崎県の中央部(へそ)にあることをPRするためにはじめられたお祭りとの事。

令和になって14回目とのことで、まだ新しいお祭りのようです。

正直知りませんでした。

お祭りプログラムは「へそ踊り:三財商工会女性部」「へそ相撲」などなど。

ぞくっちょるでしょ!

引用元:西都市観光協会 

https://www.saito-kanko.jp/

ありがとうございました。

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